収蔵品庫 中央銀行「金圓券」「銀圓券」の部
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中央銀行(Central Bank of China)「金圓券」「銀圓券」の部の簡単な説明
「金圓券」
民国37年(1948)8月19日、国民党政府は悪性インフレに対処するため、それまでの法幣・関金券・地方流通券を廃止し、金本位制の「金圓券」に移行することとした。
1金圓=0.22217gとし、発行総額は20億元と定められた。
この金本位制の金圓に移行するにあたり、それまで流通していた券は
1金圓=3,000,000法幣
=150,000関金券
=300,000東北九省流通券
と交換されることとなった。
また、国民党政府は、国民が所持していた金・銀・外貨を、半ば略奪とも言われるような「交換」を「要請」した(らしい)。
この「交換」により2億US$相当の貴金属や外貨を入手した。
民国37年(1948)11月11日、国民政府は「修正金圓券発行法」を施行。
1金圓=0.044434gとした。この措置により、金1両で200元発行できるところが1000元を発行できることとなった。
また、法律の改定により、発行制限が撤廃された。
これにより通貨量の増大を招き、悪性インフレの再来を招くこととなった。
もはや、誰も通貨の膨張を止めることも出来なかった。
民国38年(1949)1月、金圓券の発行高は200億元以上に及び、既に法定限度の10倍に達していた。
同年4月末日金圓券の価値は地に落ちていた。
既に民間において独自に「銀円」を基礎にした紙幣が流通していた。
民国38年(1949)5月23日、上海が共産党政府の支配下となった。
この時点での金圓券発行高は、3,400億元になっていた。
6月末では、130兆3046億元に膨らんでいた。
当初の限度額である20億元は・・・
金圓券での支払いはもはや出来ず、民間発行の銀圓が取引に用いられていた。
この情勢の中、
民国38年7月2日、国民党政府は「銀圓及び銀圓券発行法」が公布され4日施行とされ、銀本位制に移行することとなった。
これまで発行していた金圓券は、
1銀圓=500,000,000金圓で交換され、9月1日で廃止された。
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「銀圓券」
民国38年(1949)4月、国共内戦は共産党政権の優位で進んでおり、中国の大多数の領土を、その支配下においていった。
中華民国の臨時首都である南京を陥落し、国民党政府は広州に「転進(藁)」していた。
南京においても、どこにおいても、国民党政権の支配下でありながら、金圓券は信用されておらず、円銀や銅幣が用いられていた。
金圓券のあまりにもひどい価値の暴落に対し、国民党政府は、また幣制改革を行った。
民国38年7月2日、国民党政府は「銀圓及び銀圓券発行法」が公布され4日施行とされ、銀本位制に移行することとなった。
これまで発行していた金圓券は、
1銀圓=500,000,000金圓で交換され、9月1日で廃止された。
1銀圓=23.493448gとされた。
しかし、国民党政権の敗色濃厚の中、だれもこの通貨信用してはいなかった。
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中央銀行(金圓券)
民国37年発行(1948)(印刷されている年銘は1945)
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民国37年銘(1948)
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